こんにちは、laf(ラフ)です。
インドのシヴァナンダアシュラムでは、ヨガバケーションというコースが開催されています。
アーサナや呼吸法などを習いながら、ヨガ漬けの毎日を過ごすことができるものです。
コースが終わった頃には、シヴァナンダヨガの一連の動きを覚え、規則正しく健康的な生活の行い方も習得していると思います。
この記事では、シヴァナンダアシュラム(南インド・二ヤルダム)にに実際1ヶ月滞在して得た
- ヨガバケーションの日程
- ヨガバケーションの料金
- 宿泊施設
- 持参すると良いもの
- 無料で滞在する方法
などについて紹介していきます。
それではさっそく今回紹介するアシュラムの情報から解説していきたいと思います。
シヴァナンダアシュラム(二ヤルダム)
シヴァナンダヨガはインド発ですが、アシュラムは世界中にあります。私が滞在したのは、南インドのケーララ州二ヤルダムにあるシヴァナンダアシュラムです。
アシュラムの情報を下記にまとめました。
正式名称 | Sivananda Yoga Vedanta Dhanwantari Ashram |
設立年 | 1978年 |
住所 | PO Neyyar Dam,Trivandrum,Kerala 695 572 |
電話番号 | +918046809999 |
Eメール | guestindia@sivananda.org |
大自然の中に位置している、緑豊かなアシュラムです。
ヨガバケーションの日程
ヨガバケーションは基本的には2週間のコースですが、最低3日間から参加することができます。
いつからでも参加できますが、ヨガバケーションは毎月1日と16日に始まるので、これらの日から参加すると段階を追って練習を進めていくことができます。
ヨガバケーションの料金
料金は時期と宿泊施設の種類によって変わってきます。
ちなみに料金には、
- 宿泊
- ヨガのクラス
- 食事
- お茶やお菓子
- 講義
- サットサン
など、ほぼすべてが含まれています。明朗会計です笑
部屋の種類は、
- テント
- ドミトリー
- ツインルーム(ACあり/なし)
です。
ツインルームは他人と2人で1部屋を使うことになります。誰もツインルームに宿泊していなければ、1人で1部屋を使うこともできます。
ドミトリーはかなり広く何十人かが1部屋で一緒に寝ます。
とは言っても、ベッド2台ずつごとに低い壁で区切られているので、2段ベットがぎゅうぎゅうに並べられているドミトリーにくらべると良いですね。
テントはわたしが行ったときは使用している人はいませんでしたが、野外にテントエリアがあります。
野外でもいいからプライベート空間がほしい、という人はいいかもしれませんね。
あと、テントとドミトリーにはインド人価格が設定されています。もちろん外国人は利用できませんが、価格は約半額です。
約半額でもインドにしては安い料金ではないので、インド人の中でも経済的に余裕のある人が来ているのかもしれません。
閑散期(5月〜9月)
柔軟な日程を組める人は、閑散期の参加がおすすめです。料金が繁忙期より安く、人が少ないので施設をゆったり使うことができます。
ただし繁忙期には開いている敷地内のカフェが閉まっている、というデメリットはあります。
料金は以下のとおりです。
部屋の種類 | 料金(ルピー) |
---|---|
テント | Rs.510(約810円) |
ドミトリー | Rs.510(約810円) |
ツインルーム(ヴィシュヌ/ACなし) | Rs.1000(約1,600円) |
ツインルーム(カイラッシュ/ACなし) | Rs.1280(約2,040円) |
ツインルーム(ヴァイクンタ/ACあり) | Rs.1700(約2,700円) |
繁忙期(10月〜4月)
TTC(ヨガ講師養成コース)が行われる時期で、人であふれ返る時期です。その分活気があって、いろいろな人に出会うことができます。
料金は以下のとおりです。
部屋の種類 | 料金(ルピー) |
---|---|
テント | Rs.560(約890円) |
ドミトリー | Rs.560(約890円) |
ツインルーム(ヴィシュヌ/ACなし) | Rs.1100(約1,750円) |
ツインルーム(カイラッシュ/ACなし) | Rs.1380(約2,200円) |
ツインルーム(ヴァイクンタ/ACあり) | Rs.1700(約2,700円) |
Yoga Ayurveda Cultural Programme(12月22日〜31日)
クリスマスと新年を
部屋の種類 | 料金(ルピー) |
---|---|
テント | Rs.620(約990円) |
ドミトリー | Rs.620(約990円) |
ツインルーム(ヴィシュヌ/ACなし) | Rs.1200(約1,900円) |
ツインルーム(カイラッシュ/ACなし) | Rs.1480(約2,360円) |
ツインルーム(ヴァイクンタ/ACあり) | Rs.1800(約2,870円) |
かかるかもしれない料金
基本的な料金はすべて提示されている価格込みなので心配ありませんが、例えば、
- ヨガマットを持参していない
- ヨガウェアが適切なものでない
場合は、別で料金がかかります。
ヨガマットを持参していない場合
ヨガマットを持参していない場合は、
- 敷地内にあるショップで購入する
- レンタル
- 街で購入する
のいずれかでヨガマットを用意する必要があります。
アシュラム内のショップには2種類のヨガマットが売ってあり、滞在当時
- 薄めマット:650ルピー(約920円)
- 厚めマット:800ルピー(約1130円)
でした。
レンタル料は1日40ルピー(約60円)なので、半月以上滞在するなら買った方が良いですね。
そもそもレンタルのヨガマットは見た目が結構汚いです汗。持参するか短期でも購入する方が気持ちよく過ごせると思います。
バスを使って街に行けば400ルピー(約560円)くらいで売ってあるそうですが、インド初心者には難易度が高いかもしれませんね。
ちなみに私はアシュラムで厚めマットを購入しました。価格があまり変わらないので、初心者の私にはクッション性が高いものがいいかな、と思ったからです。
ヨガウェアが適切なものでなかった場合
アシュラム内には服装にも規律があります。そのため、持参しているヨガウェアが適切なものでない場合、ウェアを購入する必要があります。
服装は、
- 肌の露出が多い
- ぴったりとしたもの(レギンスもNG)
は不可です。
そのため、一般的なヨガウェアはNGな場合が多いのです。
その場合はショップで、
- ゆったりしたパンツ
- ゆったりしたTシャツ
などを購入することになります。
こうなったらもう、スタッフと完全におそろいにしてしまうというのも手です。そうしている人も実際いました。
黄色のシヴァナンダTシャツと白いゆったりパンツを購入すれば、気分も盛り上がるかもしれません。
ちなみに私はレギンスを持って行っていたのでNGになり、ゆったり白パンツを2本購入しました。
クラスを受講していた他の人のお話ですが、サイズが小さすぎたのか、ヨガをしているときに白パンツの股の部分が裂けた人がいました。
白パンツはコットン100%で伸縮性がほぼないので、サイズは大きめを購入した方が、動きやすいと思います。
その他
タオルを含め日用品はすべて持参する必要があります。忘れた場合はだいたいショップで購入できます。
日用品の他には、
- ショール
- ビーチサンダル
- 室内用サンダル(濡れても良いもの)
- 水を入れるボトル
があれば役立つと思います。
ショールは瞑想中の蚊除けや日中の日除けに使い、ビーチサンダルは脱ぎはきしやすいので常に使用していました。
履き物は宿泊施設の入り口で脱がないといけないのですが、私は裸足で歩きたくなかったので室内用のサンダルを持っていきました。お手洗いも水浸しになっていることがあるので、その時も使用しました。
ただ外も含めて一日中裸足で過ごしている人も結構いたので、インドの生活にどっぷり浸かりたいという人はサンダルは必要ないかもしれません。
お水は無料でウォーターサーバーから入手することができます。ボトルがあればお水を汲んで持ち運ぶことができます。
アシュラム内で働けばヨガバケーションの料金が無料または割引になる
シヴァナンダアシュラムには、お金がなくてもアシュラムに滞在しヨガを習う方法があります。それはアシュラム内で働く(奉仕する)ことです。
はっきりした時間数は忘れてしまいましたが、1日中(たしか8時間くらい?)働けば完全無料、半日働けばヨガバケーション料金割引という制度です。
初めは雑用から始まり、長期滞在すれば最終的にはヨガの先生としてクラスを受け持つこともあるようです。
数ヶ月、数年という単位で滞在すると、それなりの費用になりますし、アシュラムに滞在している間は他の仕事をすることは難しいと思います。
なので、ヨガ生活に長期でどっぷり浸かりたいけど貯金はあまりない、という人にはありがたい制度ですよね。
実際いろんな人種の人がこの制度を利用して、長期滞在していました。
ただ最初は、普通通り料金を払ってしばらく生活を体験するのがおすすめです。
慣れないうちは、1日のスケジュールをこなすだけでもあたふたしてしまいますし、働くと時間的に受けられるクラス数が減ることもあります。
シヴァナンダヨガが身につくまでは、料金を支払ってヨガの習得に集中した方がいいと思います。
まとめ
この記事では、シヴァナンダアシュラム(二ヤルダム)のヨガバケーションの日程や料金、また持参したほうが良い持ち物などについて紹介しました。
シヴァナンダアシュラムの料金は食事などすべて込みなので、分かりやすく安心です。
ただ、料金や制度は結構変わるので、行く直前に最新情報を調べてみてくださいね。