こんにちは、laf(ラフ)です。
タイは大好きな国のひとつで、何度も訪れています。タイの中でもさまざまな場所に住んでみたのですが、今回はバンコクである程度快適に暮らすのにかかる最低生活費を割り出してみたいと思います。
最低生活費と言っても本当の最低ではなく、住む場所はきれいで快適というレベルです。
タイは物価が上がってきていますが、それでも全体的にはまだ日本より断然安いです。
同じ量のお金を使っても、タイの方が良い生活ができるということですね。
それでは、まずバンコクで暮らすのに、最低限必要なものは何かを見ていきましょう。
バンコクで暮らすのに最低限生活に必要なものとは?
タイのバンコクで生活していくのに最低限必要なものは、下記になると思います。
- 家賃
- 水道代
- 電気代
- ガス代
- 交通費
- 食事代
- 生活必需雑貨費
それでは早速、それぞれいくらかかるのかみていきましょう。
家賃
まず支出の中で一番の割合を占める家賃です。バンコクは、新築ピカピカのコンドミニアムでも8,000バーツ(約26,900円)くらいから借りることができます。
何度も言いますが、これは最低の賃貸物件ではなく、下記のような条件の快適なコンドミニアムです。
- ベットルーム、リビングルーム、キッチン別々のお部屋
- 家具家電キッチン用品などフル装備
- ソファー、デスクあり
- シーツ・タオルなども用意されている
- 洗濯機付き
- 新築
- 温水シャワー付きの広いバスルーム
- 共用プール付き
- 共用ジム付き
- エレベーター付き
- BTSの駅からは少し遠い
現在は外国人が少ないことによってアパートにも空きが目立ち、どこも家賃を下げているようですが、上記の価格と条件はコロナが始まる前の価格です。
ちなみに2019年に長期でバンコクに住んだ時、日本で払っていた家賃と同額のコンドミニアムに住んでみたら、広いベランダに10人以上入れるタイル張りのプライベートジャグジーがついていました。
光熱費すべて込みだったので、ジャグジーに入るのに水道代や電気代の心配もなしです。私は数ヶ月の滞在で2回しか使用しませんでしたが笑
日本(東京)では、その値段ですごく小さなアパートにしか住めませんでした。
水道代
水道代は家賃に含まれていることもありますが、含まれていない場合は月の支払額が決まっている場合と使った分だけ支払う場合があります。
私が住んだ物件は家賃込み、または定額だったので、使った分だけ支払う場合の支払額は分からないのですが、定額の場合、100〜400/月くらいでした。
電気代
電気代も家賃に込みの場合もありますが、大抵別払いです。ユニットごとの電気料金はアパートによって変わってきます。6〜9バーツ/ユニットとさまざまです。
電気代は人によって大きく変わってくると思います。小さめのコンドミニアムに一人で住むとして、月で言えば、500〜2500バーツくらいになります。
主な違いはエアコンを使用するかしないかです。日本でも同じですが、エアコンを毎日ずっとつけていると電気代は高くなります。
ガス代
ガス代は私の経験によるといつも家賃に込みでした。
ただ、コンドミニアムはガスコンロよりもIHクッキングヒーターの場合が多かったです。この場合はその分の電気代がかかります。
交通費
バンコクでの移動はBTSが便利です。BTSには回数券があり、2021年9月現在の価格設定は下記のようになっています。
乗車可能回数 | 価格 | 1回ごとの価格 |
---|---|---|
15回 | 465バーツ | 31バーツ/回 |
25回 | 725バーツ | 29バーツ/回 |
40回 | 1,080バーツ | 27バーツ/回 |
50回 | 1,300バーツ | 26バーツ/回 |
40回回数券を買えば、月に20日回数券を往復で使用できます。
運賃で言えば、バスの方が断然安いです。エアコンありなしなどで値段が変わりますが、8〜24バーツ/回で利用することができます。ただし、BTSより時間がかかります。
バスを月に40回(20往復)、最低料金で乗ったとして、320バーツ(約1,100円)です。
食事代
外食は最低40〜60バーツで1食食べることも可能です。1日3食50バーツの食事をしたとすると、30日で4,500バーツ(約15,000円)です。
ただ、タイの外食は基本的に量が少ないので、1品では物足りないかもしれません。外国人向けのレストランはボリュームがありますが、料金も数倍になります。
また、50バーツのメニューから選ぶとすると、選択肢は少なくなります。
スーパーの食材は安いので自炊をすることで、食費を減らすこともできます。
一人の場合外食とかかる費用はあまり変わらない可能性もありますが、化学調味料などを入れない選択ができるので健康には良いですね。
アパートはキッチンがついていない場合も多いので、自炊をしたい場合はキッチン付きで探しましょう。
生活必需雑貨費
最後に生活に最低限必要な雑貨です。例えばトイレットペーパー、食器洗剤、歯磨きセット、シャンプーなどなど。
どれも頻繁に買うものではないので、最低限で言えば200バーツくらい?
これも人によって必要なものが変わってくるので、100バーツしか必要ない人もいれば、5,000バーツ以上必要な人もいると思います。
私はどんどん必要ないものを削ぎ落として、使うものがシンプルになっているので、そんなに買わなければいけないものがありません。
昔は「これがないと生きていけない」と思いこんでいたものが大量にありました汗
まとめ:5万円以下も可能
この記事では、バンコクで暮らすのに最低限必要なものとその費用を紹介しました。
ざっくりまとめると以下のようになります。
家賃 | 約27,000円 |
水道代 | 約350円 |
電気代 | 約1,700円 |
ガス代 | 0円 |
交通費 | 約1,100円 |
食事代 | 約15,000円 |
生活必需雑貨費 | 約700円 |
合計 | 約46,000円 |
ざっくり計算で約46,000円。なんと5万円を切る結果となりました。
アパートはもう少し条件が悪くても大丈夫と言うことであれば、もっと安いところ(月1〜2万円など)もあるので、さらに生活費を安くすることも可能です。
さらに彼氏・彼女や友人と一緒に暮らすなら、家賃が半分になりさらに一人当たりの生活費が下がりますね。
ただこれは生活をするだけの費用なので、趣味や外出時にかかる費用などは別です。
それらを入れても、月に8〜10万円あれば、ある程度快適に暮らせるのではないでしょうか。