キャビンゼロ ミリタリー 44l 新型 レビュー!クラシックとの違いは?

こんにちは、laf(ラフ)です。

筆者のプロフィール↓

  • 30カ国に旅をしたり住んだ経験あり
  • 2018年からノマド生活(ほぼ海外)
  • 旅の荷物は7kg以下
  • キャビンゼロ44lに入るものが荷物のすべて
  • 女性

バックパック(リュック/ザック)の中で軽量のものや機内持ち込み可で探すと必ず検索結果に出てくるのが「cabin zero(キャビンゼロ)」。

キャビンゼロの中には沢山の種類がありますが、その中でも

  • キャビンゼロ クラシック
  • キャビンゼロ ミリタリー

がバックパッカーに人気です。

laf

どちらがいいのか迷ってしまいますよね。

そこで、この記事ではキャビンゼロ ミリタリー44lの徹底解説をし、クラシックとの違いも説明したいと思います。

この記事では、

  • キャビンゼロ ミリタリーのメリットやデメリット
  • キャビンゼロ ミリタリーのラインナップ
  • クラシックとミリタリーの違い
  • どんな人に向いているか

などについて紹介していきます。

読み終わった頃には、ミリタリーとクラシックどちらの方が自分に合っているか、また最適なサイズも分かります。

laf

ちなみに私はキャビンゼロ クラシック44lを使っています!

それでは、まずキャビンゼロのことをあまり知らない人向けにキャビンゼロというブランドについてざっくり説明します。

もう知っているよ、という人は目次から次の項に飛んでくださいね〜。

目次

キャビンゼロとは?

引用:cabinzero公式サイト

キャビンゼロはイギリスで創業したバックのブランドです。

始まりは現CEOのNeilが旅行中に感じた不便さ。

  • 壊れやすい
  • 重い
  • 飛行機の荷物制限に引っかかる

そしてこれらを満たすバックパックはどこにも売っていませんでした。

それなら、自分で作ってしまおう!と考えたそうです。

そこでメインのコンセプトとなったのが、ブランド名でもある「キャビンゼロ」。

CabinZero = Cabin Sized, Zero Hassle

意味:キャビンゼロ=機内持ち込みサイズ、やっかい事ゼロ

つまりキャビンゼロのバックはすべて、機内持ち込みができるサイズで作られています。

キャビンゼロミリタリーのメリットは?

キャビンゼロ ミリタリーには下記のように沢山のメリットがあります。

laf

5つ目まではキャビンゼロ クラッシクと共通のメリットです。

  • 機内持ち込みサイズ
  • 軽い
  • 荷物がたくさん入る
  • 物の出し入れがしやすい
  • ファスナーに施錠できる
  • 生地がミリタリー仕様で丈夫
  • PALSウェビングで色々引っ掛けて持ち運べる

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

機内持ち込みサイズ

キャビンゼロのすべてのバックは機内持ち込みサイズです。

その中でも機内持ち込みサイズぎりぎりで作られているのが、「キャビンゼロ44L」。

キャビンゼロミリタリーのサイズは、52 x 36 x 19 cmです。

たっぷり容量があって、しかも機内持ち込みサイズなので、完璧です。

いちいち各航空会社の機内持ち込み制限に引っかからないか調べる必要がないため、とても楽なところも◎。

でも、機内持ち込みにすると何がいいの?って思いますよね。

それはこういう理由です。

機内持ち込みにするメリットは?

機内持ち込みにすると、下記のようなメリットがあります。

  • 荷物紛失のリスクが激減
  • 荷物を預ける時間や受け取る時間がかからない
  • 機内で必要なものがあったらすぐ取り出せる
  • 預け荷物の料金がかからない

ひとつずつ解説します!

荷物紛失のリスクが激減

荷物を預け入れにすると、たまに紛失することがあります。

laf

私は3回くらい荷物が出てこなかったことがあります。

理由は間違って他の空港に輸送されていたり、搭乗した空港に置き去りにされていたり汗

まれに盗難にあうこともあるそうです。

結局は全部戻ってきましたし、臨時で購入しなければいけない物の費用を出して頂いたりなどしたので、なんとか大丈夫だったのですが、やっぱり荷物が全部ないと不便ですよね。

機内に持ち込んで自分の座席の上の荷物置きに入れておけば、紛失することはほぼありません

荷物を預ける時間や受け取る時間がかからない

荷物を預けるときは通常長い列に並ぶ必要があり、受け取る時はターンテーブルの前で荷物が出てくるのを待たなければいけません。

機内持ち込みにすれば、どちらも必要なくなるので、時間がかなり節約できます。

機内で必要なものがあったらすぐ取り出せる

機内で必要なものを思い出しても、預け入れている場合もちろん取り出すことはできません

機内持ち込み荷物だと、いつでも出し入れ自由です。

預け荷物の料金がかからない

これが私が持ち込み手荷物だけにしている大きな理由です。

LCC(格安航空会社)はだいたい預け入れの荷物は別料金です。航空券自体は格安でも預け荷物の料金を足すと、一気に料金が高くなることも。

なので、わたしはいつもキャビンゼロ44Lに荷物を詰めて、重量制限の7kg以下になるようにしています。

laf

7kg以下だったら、ほとんどの航空会社で手荷物にできます。

携帯用の計りを持ち歩いて、飛行機に乗る前日には重量を計るようにしています。

持ち込み手荷物のみにする時の注意

持ち込み手荷物で少し困るのは、液体の持ち込みに制限があること。

laf

何回か制限のことを忘れて、荷物検査でごっそり液体物を没収されたことがあります涙

機内持ち込みのルールは、ANAなど航空会社のサイトで詳しく説明されています。

軽くて丈夫

キャビンゼロ ミリタリー 44L(新型)の重さは、たったの1050gです。

44Lの大型バックパックで1kg程度は、かなり軽量です。

しかも1000デニールという太く丈夫な糸で織られた、ミリタリーレベルのポリエステル生地で作られているので、頑丈です。

耐火性や防水性もあるということです。

多くのLCC(格安航空会社)は、機内持ち込み荷物7kgまでという制限があります。

そのため7kg以下にしたい場合、バックパック自体の軽さも重要なポイントになります。

荷物がたくさん入る

引用:cabinzero公式サイト

キャビンゼロ ミリタリー 44Lは無駄な仕切りがないので、荷物がたくさん入ります。

また内ポケット、ファスナー付きのポケット、サイドポケットがあり、ノートパソコンをいれるスリーブもあって、小物の整理もしやすいです。

さらに、サイドにはコンプレッションストラップがついています。

荷物が少ない時は、ストラップを締めることでバックパックをコンパクトにすることができます。

荷物の出し入れがしやすい

バックパックは上部しか開かないものが多いですが、キャビンゼロ ミリタリー 44Lは、ばっくりとほぼ全開になります。

荷物が入れやすく、何が入っているのかも見やすいです。

ファスナー(ジッパー)に施錠できる

引用:cabinzero公式サイト

ファスナーには施錠用の穴があいており、そこに手持ちの南京錠をかけることで、施錠することができます

ちなみに使用されているファスナーは、日本が誇る「YKK」製です!

YKKのファスナーを採用している理由は、ファスナーの中で一番品質が良いから、だそうです。

わたしはファスナーを見ると、ついYKK製かチェックしてしまうくらいYKKを信用しているので、これは高ポイントです。

PALSウェビングで色々引っ掛けて持ち運べる

引用:cabinzero公式サイト

キャビンゼロミリタリーの前面にはウェビングが付けられているため、さまざまな物を吊るして持ち運ぶことができます。

バックパックの外に荷物を吊るすことができれば、容量も増えますね。

新モデル(新型)でさらに機能が追加

キャビンゼロ ミリタリーには新モデル(新型)があり、下記のような機能が追加されています。

持ち手の追加

引用:cabinzero公式サイト

旧型は上部背中側に持ち手がついていましたが、新型は上部中央に付けられているため、持ち上げた時に安定感があります。

またサイドの持ち手が追加されました。

サイドにペットボトルホルダー

引用:cabinzero公式サイト

キャビンゼロミリタリーのサイドにはペットボトルホルダーがついています。

広げることができるので、ペットボトルや傘など色々なものを収納できます。

ただしサイドポケットにスマホやお財布などの貴重品は入れないようにしましょう。

治安が悪い地域では盗難に遭う可能性があります。

キャビンゼロミリタリーのデメリットは?

キャビンゼロ ミリタリーの欠点は特にないのですが、キャビンゼロクラシックと比べると、多少気になる点はあります。

それは、

  • キャビンゼロクラシックより少し重い
  • カラー展開が少ない

という点です。

クラシックとミリタリーを比較すると

クラシックミリタリー(新型)
重量760g1050g
色展開11色以上4色

となります。

重量はクラシックに比べ290g重いです。

1050gでも十分軽量ですが、人によっては290g差が大きく感じるかもしれませんね。

色展開の数は時期によって変わりますが、クラシックの方がいつも色展開が多いです。

キャビンゼロミリタリーとクラシック何が違う?

キャビンゼロ ミリタリーとキャビンゼロ クラシックは機能やサイズなど似ている部分も多いですが、下記はキャビンゼロミリタリーにしかない機能です。

チェストベルトとウエストベルトがついている

引用:cabinzero公式サイト

チェストベルトとウエストベルトがついていることで、ベルトがずれるのを防いだり、バックパックの揺れが軽減されることで肩や腰への負担も軽くなります。

ただし、アウトドアブランドのバックパックのベルトに比べると、少し性能が落ちるという口コミもあります。

背面パッドがメッシュパッド

背面パッドがメッシュになっていることで、通気性が良くなり、蒸れが軽減されます。

メッシュパッドが2つに分かれているため、中央に空間ができ、より通気性が良くなっているのですが、「安定しない」「中央に隙間が開いているのが気になる」などマイナスに感じる人もいるようです。

生地が頑丈

ミリタリーレベルの1,000デニールの生地で作られているので、より破けにくく、頑丈です。

laf

キャビンゼロ クラシックは600デニールですが、それでも十分丈夫で破れたことはありません。

PALSウェビング

引用:cabinzero公式サイト

バックパックの外側にウェビング(平らなテープ/ロープのようなもの)が縫い付けられていて、カラビナなどで物を引っ掛けることができます。

個人的に見た目がごちゃごちゃするのは好きではありませんが、便利そうではあります。

サイドにペットボトルホルダー

ボタンでポケットの大きさを変えられるホルダーがサイドについています。

ペットボトルや傘など、すぐに取り出したいものを入れておくと便利です。

キャビンゼロミリタリーのラインナップは?

cabinzero(キャビンゼロ)の公式サイトを確認すると、キャビンゼロ ミリタリーは3サイズ、4色展開になっています。

サイズ:28l、36l、44l
カラー:ネイビー、アブソリュートブラック、グリーン、デザートサンド

デザートサンドは、濃いベージュ色で44リットルにしかないカラーのようです。

ちなみに私はキャビンゼロ クラシックを使用していますが、サイズは44Lです。

7kg以下に収めるとだいたいスペースに余りが出ますが、これが使いやすいんです。

ぎゅうぎゅうに詰まった状態だと物を出しにくいですし、入れる時もきっちりコンパクトにしないと入らなければ、パッキングに時間がかかるからです。

またバックパックのスペースに余裕があれば、旅の途中でお水や食料を買って入れることもできます。

ただ、これは基本の荷物がどのくらいあるかによって変わってくるので、荷物の少ない人だと36Lでも大丈夫かもしれません。

28Lは私には小さすぎますが、女性のデジタルノマドの方でも30Lのバックパックで何年も移動生活をされている人がいるので、28Lで大丈夫な人もいるのだと思います。

自分の中で旅に必要がないものを見極めるまでは、容量に余裕があるバックパックを選ぶことがおすすめです。

laf

28Lは数日の国内旅行や普段使いにも良いと思いますよ♪

okoban登録で紛失に備える

引用:cabinzero公式サイト

キャビンゼロには、バックパックを万が一紛失したときの追跡タグが搭載されています。

Okobanというシステムで、自分のバックパックを登録することで、有効化することができます。

通常10年保証!無料で25年保証に延長も可能

キャビンゼロのバックすべてに、10年の品質保証がついてきます。

そしてFacebookでキャビンゼロにイイね、フォローをすると、保証期間が25年間に延長されます。保証費用は一切かからないそうです!

キャビンゼロ ミリタリーはどこで買える?

キャビンゼロ ミリタリーはオンラインストアと実店舗のどちらでも購入することができます。

ただし、キャビンゼロミリタリー44Lは、日本のオンラインのショッピングサイトでは販売されていないことが多いのが難点です。

イギリスの公式サイトには在庫がありますが、海外からの個人輸入になるので少しハードルが高いかもしれません。

キャビンゼロ ミリタリー 36Lでしたら、多くのオンラインショッピングサイトに在庫があります

※追記:2023年1月現在は、品薄で在庫がないことが多いようです。

キャビンゼロ(cabin zero)ミリタリー

ちなみに、私はキャビンゼロ クラシック 44Lを2回購入していて、長年使用しています。

下記の記事ではキャビンゼロ クラシックを徹底レビューしているので、気になる人はチェックしてみてください♪

まとめ

この記事では、キャビンゼロ ミリタリーのメリットやデメリット、ラインナップ、クラシックとミリタリーの違いなどについて紹介しました。

キャビンゼロ ミリタリーは、キャビンゼロ クラシックと比べると、少し重く、カラー展開が少ないですが、機能は充実しています。

キャビンゼロ ミリタリーは下記の機能が欲しい人におすすめです。

  • 耐久性がより高い
  • ミリタリーレベルの生地使用
  • サイドのペットボトルホルダー
  • チェスト/ウエストベルト
  • ウェビング

またキャビンゼロ クラシックは下記のような人におすすめです。

  • 少しでも軽い方がいい
  • なるべく安い方がいい
  • きれいめに見える方がいい
  • シンプルなデザインが好き

加えて、現時点では日本でキャビンゼロ ミリタリー 44Lが手に入りにくいので、44L希望で日本国内で購入したい人には、キャビンゼロ クラシックがおすすめです。

バックパックを選ぶ参考に少しでもなれば嬉しいです。

それでは〜。

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