シヴァナンダアシュラムに1ヶ月滞在して分かったメリットとデメリット

こんにちは、laf(ラフ)です。

今までこのブログの中でいくつかシヴァナンダアシュラムとシヴァナンダヨガについての記事を書いています。

今回はシヴァナンダアシュラムにヨガバケーションで1ヶ月滞在して感じた、メリット、デメリットをまとめてみたい思います。

インドのシヴァナンダアシュラムに行ってみたいけど迷っている、という人はチェックしてみてください

目次

メリット

シヴァナンダアシュラムでヨガヴァケーションを受講するメリットをまとめてみました。

  • ヨガの一連の流れがしっかり身につく
  • 自分のポーズの癖や向上を感じられる
  • ヘッドスタンドができるようになった
  • お通じがとんでもなく良くなる
  • たぶん痩せる?
  • ヨガという同じ興味を持った人と知り合える

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

ヨガの一連の流れがしっかり身につく

ヨガヴァケーションでは、毎日1日4時間のアーサナのクラスが行われます。

希望者には、補講クラスのような時間も設けられているので、4時間以上ヨガを行うこともできます。

普通に暮らしていたら、1日に4時間も5時間もヨガするなんてことはありませんよね。

これだけヨガ漬けになれば、嫌でもヨガが身に付きます

シヴァナンダヨガの一連の流れを覚え、一人でも行えるようになるのです。

また、クラスでは先生がポーズを確認してくれており、修正してくれるので、正しいポーズを体得できます。

自分のポーズの癖や向上を感じられる

シヴァナンダヨガのアーサナは12個から成り立っています。そして、基本的には同じアーサナを毎日繰り返します。

毎日同じアーサナ(ポーズ)を繰り返していると、自分の癖などが見えてきます。例えば、常に左手に負担がかかるようなポーズの取り方をしていると、左手が痛くなります。

そこで、右手に体重を移動させるようにしてバランスを取ると、その痛みは消えていきます。

また、体の柔軟性がどんどん変化していくのが分かります。最初は前屈で全く床に手がつかなかったのに、最終的には手のひらがべったり全面床につくようになったりします。

柔軟性に関しては精神的なブロックもかなりあると思いました。先生がもっといけると言って、少し押してくれると、ぐにゃっと曲がったりして、自分の体じゃないような感覚に感じることもありました。

ヘッドスタンドができるようになった

私はヨガをほぼしたことがなかったので、ヘッドスタンドという存在さえ知りませんでしたが、ヨガヴァケーション期間中にできるようになりました。

日本で数ヶ月以上ヨガを習っている友人何人かにヘッドスタンドができるか聞くと、できないという答えが返ってきました。

しかしシヴァナンダアシュラムでは、遅い人でも1ヶ月以内、早い人は数日でヘッドスタンドができるようになっています。

私も最初はこんなポーズできるわけない、と半ば諦めていましたが、1ヶ月以内にはだいたいの人ができるようになると聞いて、出来るかもしれないと思えるようになりました。

その気持ちで1週間くらい練習していると、ある日突然できて感動しました。一度コツを掴めば、あとは簡単にできるようになります。

お通じがとんでもなく良くなる

シヴァナンダアシュラムの食事はラクトベジタリアンです。とにかく毎日お野菜をたくさん食べます。

私が単に量を食べていたから、たくさんお野菜を摂取することになったのかもしれませんが…。

食物繊維をたくさん摂取しているからか、とにかく不要物が腸に滞在する時間がかなり短いです。

これだけ高回転でデトックスできれば、体に良いはずです。実際体調は良かったです。

たぶん痩せる?

私はあまり体重が増減しない体質なので実体験ではありませんが、菜食でヨガを1日4時間行い、カルマヨガでお掃除などの奉仕活動も行うので、普通に考えると痩せるのではないかと思います。

ただ、合間の時間にアシュラムを抜け出して好きなものを食べている人が結構いたので、そうなると痩せないかもしれません。

人によってはどんどん痩せていくからといって、合間の時間に一生懸命ナッツを食べている人もいました。(この人は痩せたくない人)

私は体重を測っていませんが、多分変わらなかったと思います。ちなみに毎回すごい量のごはんを食べて、合間に間食もしていました笑

ヨガという同じ興味を持った人と知り合える

シヴァナンダアシュラムのヨガバケーションの参加者は、世界中から来た人たちです。アメリカ、ヨーロッパ、アジア、とにかくいろんな国の人と知り合うことができます。

しかもヨガという共通の興味があるので、話が合う確率が高くなると思います。

そのときは、スタッフの方1名を含めて、4人ほど日本人もシヴァナンダアシュラムに滞在していたので、日本人の方々とも知り合えました。

雑念が少なくなった

シヴァナンダアシュラムにいる時は、スケジュールがぎっしり詰まっていて、他のことを考える暇がなかったのかもしれませんが、雑念が少なかったように感じます。

ヨガ、瞑想、チャンティング、奉仕で忙しい生活だったら、雑念はあまり湧いてこないのかもしれませんね。

デメリット

デメリットではないのですが、アシュラムでの暮らしが厳しい人もいるだろうなと思いました。

下記のような人はアシュラムでの生活が苦痛になるかもしれません。

  • 集団行動が苦手な人
  • 早起きが苦手な人
  • お肉、タバコ、アルコールがないと生きていけない人
  • 虫が絶対ダメという人

集団行動が苦手な人

基本的に、一日中集団行動です。集団行動が苦手な人にとっては、厳しい環境かもしれません。

私も集団行動は得意な方ではありませんが、1ヶ月という期間限定だったからか、楽しめました。

早起きが苦手な人

朝は毎日5時20分起床です。まだ夜も明けてなく、真っ暗な中起き出して、6時にはサットサンが行われる会場にいなければいけません。

出席確認が行われていて、出席していないと注意を受け、従わなければおそらくアシュラムに滞在できなくなるのではないかと思います。

お肉、タバコ、アルコールがないと生きていけない人

アシュラムではお肉、タバコ、アルコールは禁止です。

金曜日のフリーの時間に街に出かけて食べていた人もいたようですが、アシュラム内には持ち込めませんし、入手する手段もありません。

虫が絶対ダメという人

アシュラムは大自然の中に位置しているので、虫もたくさんいます。

宿泊施設の水まわりでは、あの真っ黒なGさんもたくさん出ましたし、外には巨大な蚊も大量にいます。

外も中も毎日きれいに清掃は行われているので、汚い環境というわけではありません。ただ、虫の駆除などは行わず、共存しているのだと思います。

まとめ

この記事では、シヴァナンダアシュラムでヨガヴァケーションを受講するメリットとデメリットについて紹介しました。

デメリットというより、合う合わないはあるかもしれないというお話でした。

ただ、滞在してみたら、意外と大丈夫だったということはあると思います。実際、私は集団行動は得意な方ではなく、虫は大の苦手でした。

でも、慣れるもので、虫も以前よりは怖がらなくなりました。逆にメリットになっていますね。

ヨガに興味がある人ならば、きっと充実した日々が過ごせると思います。

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